鹿屋市街地より北に位置し、標高1,237mの大箆柄岳(おおのがらだけ)を主峰に、横岳、御岳、小箆柄岳(このがらだけ)、妻岳、二子岳、平岳といった海抜1,000mを超える七つの山々が連なった高山群を総称して「高隈山」と呼んでいます。(県内第3位の高山群)この高隈山は、植物の種類は4,000種以上、動物、昆虫も多く、林野庁より「森林生物遺伝資源保存林」の指定を受けています。
大隅湖は高隈山に源を発する串良川の上流に高隈ダムが建設され、1967年(昭和42年)笠野原台地の約6,000haの8割の畑地かんがいを主目的とした農業開発計画に基づいて作られた周囲約10kmのダム湖です。
堤高47m、有効貯水量は1,163立方m。湖の周辺はダム公園となっており、近くには高隈山県立自然公園、大隅自然休養林、九州自然歩道があります。春は1,000本の桜、夏は5,000本のアジサイ、秋は紅葉、冬は越冬に訪れる野鳥等四季折々の様々な表情をみせてくれます。また、5〜10月の土日(夏休み期間中は毎日)は遊覧ボートが楽しめたり、ブラックバス釣りの名所として、また県内で唯一全長1,000mのコースを持つ常設漕艇場として各種漕艇の大会などに利用されます。 |
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